かかとの角質も原因!? 足の臭いの原因と対処法6つ
かかとの角質も原因!? 足の臭いの原因と対処法6つ
この記事を読むための時間:5分
靴や靴下を脱いだ時に自分の足の臭いが気になることがありますよね。
お座敷の居酒屋に行ったときや急に友人の家にお邪魔することになった際など、思いがけず靴を脱がなければならないシーンはあります。
自分の足の臭いが気になってしまうと、その場を楽しめなくてもったいないですよね。
この記事では、足の臭いの原因とその対処法を紹介します。
足が臭いの原因は雑菌の繁殖
足の臭いの原因は、雑菌です。
私たちの足には常在菌が住みついていますが、この常在菌が、汗と混ざった皮脂、角質、垢などの汚れを分解することによって雑菌が繁殖し、臭いの元となるイソ吉草酸という物質ができます。
足を通っている汗線であるエクリン腺から出る汗自体は無臭ですが、雑菌が繁殖することによって臭いが発生してしまうのです。
足は靴や靴下を履くため、蒸れて高温多湿になりやすく雑菌が好む環境なのです。
雑菌が繁殖しやすい原因には以下のものがあります。
汗
足の裏は汗をかきやすい部位です。
背中など他の部位に比べても汗をかきやすく、1日で大体コップ1杯ほどの汗をかくといわれています。
靴や靴下に覆われて蒸れることにより、高温多湿になりやすく雑菌が繁殖します。
かかとの角質
かかとは体重がかかる部位のため、その衝撃に耐えられるように角層が厚くなっています。
顔や体の皮膚と比べてターンオーバーに時間がかかることや血行不良により古い角質が溜まりがちになり、厚くなった角質に菌が侵入して分解されることで、匂いが発生してしまいます。
靴や靴下
毎日同じ靴を履いたり、汗をかいたまま長時間靴下を履きかえないでいると、臭いの原因となります。
ストッキングやタイツなども通気性が悪く、雑菌が繁殖しやすいです。
パンプスや革靴、ゴムやビニール製の靴は汗を溜め込みやすいため、菌が好む環境になります。
また、サイズの合わない靴を履いていると、足に力が入ってしまいさらに汗をかいてしまいます。
爪垢
爪の間には垢がたまりやすく、放置すると雑菌が繁殖する原因となります。
特に足の親指の爪は垢がたまりやすいです。
こまめに爪を切るなどして清潔に保つことが大切です。
疲労やストレスも足の匂いの原因になる
かかとの角質や汗が分解されて繁殖する雑菌から発生する臭いだけでなく、疲労も足の臭いの原因になることがあります。
疲労による疲労臭は、発生するしくみが異なります。
体に疲労が溜まると、アンモニアを含む「疲労臭」というツンとした臭いが発生します。
アンモニアは肝臓で尿素に分解されて尿となって体外に排出されるため、通常は体内に蓄積されません。
しかし体に疲れが溜まっていると肝臓の働きが弱まり、体内でアンモニアを分解する力が低下し、本来肝臓で分解されるはずだったアンモニアが血液によって全身を回り、皮膚から出る汗や皮脂に含まれてしまい「疲労臭」となります。
また、足の臭いにはストレスや病気が関係することもあります。
緊張すると汗の分泌量が増える「精神性発汗」や、体温調節が上手くできずに足に大量の汗をかく「多汗症」などは、汗を大量にかくことで足の角質がふやけて、菌が好む高温多湿の環境になるため、雑菌が増えて結果的に臭くなってしまいます。
自分の臭いで周囲の人を不快にしているかもしれないという恐怖心から、さらに汗をかいてしまうという負のループに陥ってしまうこともあります。
足の臭い対策
このように、足の臭いの原因は様々です。
それでは、足の臭いはどのように改善できるのでしょうか。
対処法を紹介します。
かかとの角質のケア
週に1〜2回程度、雑菌の元となるかかとの角質のケアをするのがおすすめです。
角質リムーバーなどを使用して優しく角質を落としましょう。
ただし角質をけずりすぎてしまうと傷がつき、かえって雑菌が繁殖しやすくなるのでやりすぎには注意する必要があります。
また、血行不良により古い角質がそのまま残り、角質が厚くなることもあるため、普段から足裏マッサージなどで血行を促進することも大切です。
足を洗う
足を正しい方法で洗い、不要な汚れをしっかり落として清潔に保つことが大切です。
足を洗うには、ボディソープよりも石鹸がよいです。
ボディソープには保湿成分が含まれているため、汗の原因となることがあるためです。
洗う前に洗面器にお湯をはり足湯をすることで、汚れが浮き上がり落としやすくなるのでより効果的です。
足湯をしたら、石鹸をよく泡だててしっかり足を洗いましょう。
指の間や爪の間は汚れが溜まりやすいので特に念入りに洗います。
専用のフットブラシも販売しているので活用するとよいでしょう。
洗い終わったら、石鹸カスが残らないようきれいに石鹸の泡を流し、流し終わったら水気をタオルで拭きます。
この時完全に水分を拭き取るように気をつけます。
水分が残っていると雑菌の繁殖の原因となるため、指の間や爪の間もしっかり拭きましょう。
ミョウバンで足のケア
食品添加物として知られるミョウバンは、足の臭い対策にも効果的です。
雑菌は弱酸性の環境では生きられないため、水に溶かすと弱酸性になるミョウバンには殺菌作用があります。
また、弱酸性はアルカリ性のアンモニア臭などを中和する消臭効果もあります。
さらに制汗作用もあるため、汗の量が減り雑菌の繁殖を防ぐ効果があります。
ミョウバンはスーパーやドラッグストアで手に入るので、自分でミョウバン水を作ってスプレータイプのボトルに入れるなどして、足にスプレーするとよいでしょう。
靴のケア
同じ靴を毎日履いていると雑菌が繁殖し、臭いの原因となります。
足の裏は毎日コップ1杯ほどの汗をかくため、靴も汗で蒸れてしまいます。
1度履いた靴は消臭スプレーをかけて日陰の風通しがよい場所で干して乾燥させるようにし、次に履くまで1日〜2日は空けましょう。
直射日光が当たるところに置いておくと、靴の変色を招くことがあるので注意が必要です。
また、靴専用の乾燥剤を入れておくと、しっかり乾かすことができます。
炭などの天然素材の乾燥剤は、靴の劣化を防ぐことができるのでおすすめです。
靴を履く際に消臭効果のあるインソールを使用するのもよいでしょう。
足の汗をインソールが吸収して消臭してくれるため、靴に臭いが付きにくくなります。
蒸れにくい靴下を選ぶ
靴下選びも重要です。
通気性のよい靴下を選ぶことで、足の蒸れを軽減し、臭いを減らすことができます。
足の指と指の間の汗を吸収する五本指ソックスは、蒸れを防ぎ雑菌が繁殖しにくいです。
また、靴下の素材にも注目すべきです。
ポリエステルやアクリルなどの合成繊維の靴下は、吸湿性が低く汗を吸わないため蒸れやすいです。
一方コットンやシルクなどの天然繊維の靴下は、足の汗をしっかり吸収するのでおすすめです。
疲れやストレスを溜めない
先ほど紹介した通り、疲労やストレスも臭いの原因になります。
食事や睡眠に気をつけて規則正しい生活をするなど普段から疲れを溜めないように心がけることが大切です。
お風呂にゆっくり浸かったり、お気に入りのアロマを焚いたり自分に合った方法でリフレッシュする習慣をつけてストレスを減らすようにしましょう。
普段から足の臭い対策をしよう
この記事では足の匂いの原因とその対処法について紹介してきました。
足の臭いは年齢性別問わず誰しも悩まされるものです。
周囲の人から指摘されづらいデリケートな問題であるからこそ、普段から自分でケアをしっかり行いたいですね。
足のケアを念入りにして清潔にしたり、靴や靴下のケアをしっかり行ったり臭い対策をして、どんな場面でも自信をもって靴を脱げるようにしましょう。
日用品と美容系商品の通販|You&Me
You&Meは、ホットアイマスクを始め、オリジナルの日用品や美容系商品の企画・販売を行っているショップです。スマホやPCなど、何かと目を酷使する現代人に弊社のホットアイマスクが癒やしをお届けします。就寝前やオフィス、出張や旅行の移動時など、様々な場面でワンランク上のリラックスタイムを最高のコスパでご体感ください。
屋号 | You&Me |
---|---|
住所 |
〒566-0072 大阪府摂津市大阪府摂津市鳥飼西2-12-4-103 |
電話番号 | 090-5715-1943 |
営業時間 | 平日 10:00~18:00 |
代表者名 | 青木 志保 (アオキ シホ) |
info@youme23.com |